なつくの気まぐれ日記帳

いろいろ起こったことや感じたことを書く雑記ブログです。

【読書】前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます④

前半バカンス、後半は領地経営

前巻では両親追い落としのために色々画策していたのですが、色々やりすぎて鳳蝶が倒れてしまったので療養を兼ねて南国でバカンスを楽しむことにした鳳蝶たちだったのでした。

主な登場人物(?)

ネフェルティティ

通称ネフェル。10歳。素性を隠してはいるが北アマルナ王国の王女。白い髪と黒い巻き角の美少女。目が紺色と緑色のオッドアイで故郷では不吉の象徴と忌まれていたが、鳳蝶に逢って自信を取り戻す。

ロスマリノス

海神。青いドレッドヘアと瞳でいかつい印象だが、学問と魔術の神様。鳳蝶を気に入り、一族に迎え入れようとする。

エリック・ミセルケン

ルマーニュ王国でのルイの同僚。ルイが出奔したあと、王国での不正を正すために働いていたが、周りの不興を買い、命の危機を感じたためルイを頼って菊乃井に行く途中で暗殺者に襲われる。ユウリを匿っていた。お芝居大好き。

ユウリ

元日本人。異世界転移してこの世界にやってきたらしい。元々は舞台俳優をしていたが、体を壊して演出家に。転移してきてからエリックの家で過ごしていたが、大貴族の奥方の愛人になる話を断ったため恨まれ、エリックともども命を狙われることに。

シエル、アンジェラ

エリックたちの暗殺事件に巻き込まれた姉妹。シエルのほうは年齢が分からなかったけど、アンジェラは3歳らしい。元々は一家で芝居をしていたが、後妻に疎まれ追い出されたあと、各地を放浪。乗り合い馬車に乗ったところでエリックたちの暗殺劇に巻き込まれる。その後、シエルはお芝居の経験を活かしてラ・ピュセルに、アンジェラは菊乃井家でメイド見習いをすることに。

ヨーゼフ

菊乃井家の馬丁。吃音となまりがある。動物を愛する心は誰にも負けない。馬を買いに行った時、やせ細ったポニ子さんを見捨てられず買ってきた。

ポニ子さん

ヨーゼフが買ってきたポニー。ケルピーの子どもを身ごもる。

妖精馬(ケルピー)

ポニ子さんの旦那。元来は気のプライドが高い生き物らしいが、生まれつき気が弱く、ポニ子さんのお産の時に現れた鳳蝶たちに驚いて失神してしまい捕まる。足は一族の中で一番速い。

グラニ

ポニ子さんとケルピーの子ども。レグルスと奏が命名。種族が違う場合もケルピーになるらしい。たてがみに花がくっついている。レグルスを一目見て忠誠を誓う。

ソーフィア・ロマノヴァ

通称ソーニャ。ロマノフ先生の母親。30代にしか見えない美女。鳳蝶の祖母やロッテンマイヤーさんとも知り合いの模様。

大体のお話

  1. 鳳蝶たち、南国コーサラへ。初めての旅行ではしゃぐ。海辺で遊んでいると巨大ガニのモンスターとクラーケンが出現。女の子が挟まれていたので救出。あと、亀仙人みたいなおじいさんと、その孫と知り合う。
  2. 翌日、カニとイカを食べたあと、鳳蝶たちと助けた女の子、ネフェルティティは観光でコーサラ名所の海底海神神殿に。
  3. 海神、ロスマリウス登場。海辺で知り合ったおじいさんとその孫はどちらも海神だったらしい。クラーケンに襲われていた人魚たちのお礼をしたいとのことで、鳳蝶たち子ども三人とネフェルは海底へ。楽しい時間を過ごし、ロスマリウスからも加護をもらうことに。
  4. 帰ることになった前日、倒したクラーケンでたこパ。ネフェルは鳳蝶に星を贈り、鳳蝶はそのお返しにござる丸が生やした花を贈る。ネフェルと鳳蝶、それぞれ帰国。
  5. 帰国後、バカンスで再現したたこ焼きとソースを再現。菊乃井にまた新メニューが!
  6. ルイの知り合いのエリックとユウリが暗殺者に襲われながらも命からがら菊乃井にたどり着く。その後、エリックはルイの配下に、ユウリは菊乃井の舞台演出家に。
  7. 菊乃井家で飼っているポニーのポニ子さん(♀)が妊娠。父親はまさかの妖精馬(ケルピー)。百華公主が探していたので報告するが、ケルピーとは思えない臆病な性格だったので春まで菊乃井家で調教することに。
  8. イゴール、次男坊が肩入れしている孤児院で出来る仕事がないか相談に来臨。色々考えた末、ミサンガをお守りがわりに神殿の屋台で売ることを提案し、まとまる。イゴールにはケルピーの馬具を作ってもらうように依頼。
  9. ケルピー引き渡しの当日、ロマノフ先生の母親、ソーニャさんが菊乃井家に。祖母やロッテンマイヤーさんと知り合いの模様。

続く

感想

ボーイ・ミーツ・ガール!

海辺で出会った鳳蝶とネフェル。ピンチの彼女を救ったり、コンプレックスをなくしたり。これでネフェル嬢が恋に落ちないわけもなく。しかし鳳蝶の方は自分が若死にすると信じているし、ネフェルが鳳蝶に贈った星の意味(求婚)にも気づかないしでヒロイン感すごい。そして周囲から言われても「え、お嫁さんとかいらない」…。男性向けラノベだったらあっさり婚約と行き着くところなんだけど。

しかし、鳳蝶は伯爵家、ネフェルは外国とはいえ王女なんだけど、身分の差的なものはええんか?

まぁあのまま放っておいたらネフェルは自分を蔑む公爵令息と無理矢理婚儀を結ばされてたらしいので、良かったといえば良かったのか?

日本人がポコポコ落ちてくる異世界

エリックと一緒に逃げてきたユウリ。元々は日本人で、歩道橋から落ちる寸前に異世界転移してしまったらしい。ユウリのような異世界転移してくる人間はさほど珍しいわけではなく、鳳蝶たちの国にあるお味噌やお米なんかも元日本人たちの苦労の賜物だったらしい。鳳蝶たちの世界の名前、西洋風なのと日本風に分かれてるのってそういう理由?

鳳蝶が完全に痩せてしまった…

ネフェルよりも細くなってしまった鳳蝶。巻末にコミカライズの試し読みがついてるんだけど、その頃の鳳蝶はぷっくぷくなので余計に寂しさが…!そりゃ白豚のままだったらネフェル嬢が恋に落ちることもなかったかもしれないけど!美少年になるのは10歳くらいからでええんや…。まだ6歳なんだからもう少しもちもちしていてくれ。

宇都宮さんって…

クラーケンをたこ焼きにする際「タコパだー!」と喜んでいた宇都宮さん。名前が「アリス」なので転生系だとは思うんだけど。いつか宇都宮さんの過去も明らかになるときが来るのでしょうか。

3歳児も働くとは異世界世知辛い

エリックたちの乗り合い馬車に乗っていたために暗殺事件に巻き込まれてしまったシエルとアンジェラ。菊乃井家に拾われたのは良かったといえば良かったんだけど、3歳のアンジェラちゃん、メイド見習いに。

まぁロッテンマイヤーさんたちが面倒をみているので子守りの延長だとは思うんだけど。

しかし3歳児やで3歳児…。私の認識では3歳くらいだとたくさん遊んでたくさん寝るのが仕事なのでは?って思うんだけど…。